【知って得する】フィボナッチの使い方
トレンドとはどんな状態か、即答できますか? できる方、できない方、回答も何通りもあると思います。 しかし、覚えてほしいトレンドの定義は一つです。 トレンドをチャートの中で見つけられるようになれば、相場 .フィボナッチリトレースメントの手法と引き方
上のチャートでは、 赤色のトレンドライン と 青色のトレンドライン で示した安値~高値にフィボナッチ・リトレースメントを引いています。
フィボナッチ・リトレースメントが有効な場面
赤色のフィボナッチ・リトレースメント では、23.6%がレジスタンスライン( 緑色の○部 )、50.0%がサポートライン( 水色の○部 )となって、レンジを形成した後、上昇トレンド回帰しています。
青色のフィボナッチ・リトレースメント でも、50.0%が押し目( ピンク色の○部 )となって、上昇トレンド回帰しています。
深い押し目、戻り目に注意しよう
フィボナッチ・リトレースメントでは、「0%, 23.6%, 38.2%, 50.0%, 61.8%, 76.4%, 100%」を表示しています。
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フィボナッチで環境認識する方法を学習する
あきチャン動画学習ノート
親波を使って環境認識をする
以下のチャートで、ピンク囲みを現在のレートと仮定すると、
黄色の水平ラインで示した高値と安値の間で現在のレートは収まっているので、矢印で示したダウントレンドが親波となります。
親波を探す時の留意点
フィボナッチ・リトレースメントの引き方
フィボナッチ・リトレースメントは 左から右に引きます。 ダウントレンドの場合は高値から安値へ、アップトレンドの場合は安値から高値へ引くのが基本となります。
MT4でフィボナッチ・リトレースメントを引くと斜めの線が表示されますが、これを基準線とします。
ヒゲ先が複数あったりする場合には、念の為に基準線がローソク足によく当たるところを選んで引きます。
フィボナッチを引くタイミング
フィボナッチ・リトレースメントを引くタイミングは、ダウントレンドが切り替えして行って、
①の最後の戻り高値(ラス戻り)を上抜けしたあたりとなります。
フィボナッチ50%の環境認識
フィボナッチ50%に水平ラインを引いてみます。
そうするとこのチャート(ユーロドル日足)ではフィボナッチ50%を境にして2つの違う種類の波があることが分かります。
第1トレンドと第2トレンド
あきチャン先生の波動の考え方によると、第1トレンドと第2トレンドが ゼロ波 を挟んで発生しているとしています。
①が第1トレンドの波動で、これがフィボナッチ50%のところで完成し、黄色で囲んだ戻り波動がゼロ波、そのゼロ波から底まで達する波動が第2トレンドです。
この環境認識が大切だとあきチャン先生は解説しています。 ダウントレンドでは2種類の波が完成したら切り替えして行く(反転する)傾向が見られる としています。
※管理人 個人的にフィボナッチ50%のいわゆる 半値 は大いに悩まされるポイントで、左からの上昇トレンドが強ければ、以下の画像に矢印で示したように 半値押し となって上昇して行くこともあります。フィボナッチ50%地帯は、ロング(買い)派とショート(売り)派の攻防が繰り広げられる紛争地帯になることも多いでしょう。
フィボナッチ50%を境にした第1トレンドとゼロ波と第2トレンドを合成すると、大きく1つのダウントレンドが完成していることが判ります。
第1波よりも第3波の方が下落が強く(角度)大きく(値幅)なっているのが判ります。
第3波が大きく動くのがエリオット波動の考え方となります。これをもって下降波動は完成し、切り替えして行くと次は、そのアップトレンドを獲っていくことになります。
一般的にエリオット波動の下降波はA⇒B⇒Cとされますが、あきチャン先生は「上げも下げも5波」としています。
「下げも5波」とする理由については「切り返しの意識付けのため」としています。
オレンジの矢印は安値の幅を示していますが、第5波の安値の更新幅は、第3波の安値更新幅の半分程度であることが判ります。
基準線と波動の関係を見る
フィボナッチ・リトレースメントの基準線とレートの動きを見ると、黄色で囲んだ波動が基準線の右側(上側)で推移しています。
このように 波動が基準線を割らずに上側に収まって動いた場合、切り返しがきれいに強く入る傾向がある としています。
そうではなく以下の赤矢印で示したような、基準線を一旦大きく割り込むような動きを見せた場合には、
きれいに反発していかない傾向がある としています。
トレードゾーンは23.6から76.4の間
フィボナッチ・リトレースメントの23.6%から76.4%の間がトレードゾーンとなります。
0から23.6%、76.4から100%の間は、いわゆる『頭と尻尾はくれてやれ』の部分となります。食べるところは23.6%から76.4%の間が対象となります。
基準線のセンターをラス戻りに合わせる手法
日足チャートの100期間移動平均線(下のチャートの青緑の移動平均線)の下にレートがある場合は、まだショート勢が強く上方向のトレードがしずらいのですが、そんな時に使う手法が、フィボナッチ・リトレースメントの基準線のセンターをラス戻りに当てるやり方です。
フィボナッチ・リトレースメントを①から②へ引きながら、基準線のセンターを赤丸のラス戻りに合わせて基準線をトレンドラインのように使います。
そうして基準線を上抜けした時がまず最初のロングエントリーのポイントとなります。
フィボナッチ23.6%へ大きく押しが入った場合は次のロングエントリーポイントとなります。その場合の到達目標はTの黄色の水平ラインまで。このラインは元々のフィボナッチ・リトレースメント50%ですが、下降第1トレンドの到達点でもありました。
チャートに黄色矢印で示したように切り返しの上昇のトレンドは、下降の第1トレンドに対応しているとしています。
もし下降の第1トレンドの完成(安値)がフィボナッチ50%のところではなく、もう少し下まで下落していた場合には、上昇の第1トレンドの到達目標のTは下降の第1トレンドの安値までとなります。
下降と上昇の第1トレンドが対応しているように、第2トレンドも同様に対応しているとあきチャン先生は解説しています(黄色矢印が第1トレンド、緑矢印が第2トレンド)。
フィボナッチ裏当て手法
フィボナッチ裏当て手法はそうではなく、トレンドがつくとしたらどこまで伸びるかを見るものです。
上のチャートなら、②⇒①を第1波とした場合に、第3波がどのあたりまで行くのか、その到達点を予測するのがフィボナッチ裏当て手法です。
通常とは逆にフィボナッチ・リトレースメントを①から②へ、右から左に引きます。 ダウントレンドでは安値から高値へ、アップトレンドでは高値から安値へ引きます。
エントリーはフィボナッチ61.8%あたりから、決済目標は161.8%あたりまで、最大で200%までの値幅を考えることになります。
長期足にフィボナッチを当てて隙間を狙う手法
まずは月足チャートの親波にフィボナッチ・リトレースメントを当てます。
現在のレートのピンク○は、黄色○の高値と安値を親波として動いていますので、左から右にフィボナッチ・リトレースメントをひきます。
次に、同様に週足チャートの親波にもフィボナッチ・リトレースメントを引きます。
週足のフィボナッチは緑破線、月足は赤破線です。
そして月足、週足と同様に日足の親波にフィボナッチ・リトレースメントを引きます。
日足のフィボナッチはピンク、週足のフィボナッチは緑破線、月足は赤破線です。
4時間足では、このように見えます。
4時間足チャートを1段ズームアウトしたのが下の画像ですが、
①が月足38.2%、週足61.8%、日足27.2%のフィボナッチが集まったゾーンで、ここにレートが至れば反発があるだろうとすることになります。
4時間足チャートのもう少し左を見てみると、
①はやはり強力な抵抗帯であることが判ります。
4時間足チャートの目立つ高値と安値について、フィボナッチが効いていると思われるもの、そして移動平均線が効いていると思われるものについてマークしてみたのが以下の画像です。
見た目で何が直接的な影響を与えたのだろうかと判断したのですが、ピンク○がフィボナッチ、黄色○が移動平均線、緑○がフィボナッチ&移動平均線、青○が影響なしです。
フィボナッチ・リトレースメントの設定数値
MT4の場合、フィボナッチ・リトレースメントの数値はデフォルトで「0 23.6 38.2 50 61.8 76.4 100%」が入っていますが、このままの利用でOKとなります。
あきチャン先生の設定はデフォルトに「11.4 27.2 72.8 88.6」を加えています。これはハーモニック・パターンを見るために加えたものです。11.フィボナッチリトレースメントの手法と引き方 4と88.6 27.2と72.8は足して100になる組み合わせとなります。
【市場で意識される水平線】FX初心者が引けるようになる7つのコツを伝授
上記YouTube動画の5:42より
ある程度意識されてると分かった水平線が2本見つかったら、完璧でなくてもそれに近い幅で3本目の水平線を設置してみてください。
さらに、それより大きいのは、同じ時間軸で、同じローソクを見てトレードをする市場参加者は決済幅を突然、変えたりしないからです。例えばその日のうちに、さっきは10pips 利確したけど次は1000pips で利確しようという風に、短い時間軸の中で突然、決済幅を変える人ってほとんどいないです。
水平線を探すコツ⑥ 窓にも引くことを意識する
上記YouTube動画の7:47より
水平線を探すコツ⑦ 価格の節目周辺を意識する
水平線の引き方にはコツがあります!まずはこの7か条を意識してみてください。
水平線を引くときに注意すべき3つのポイント
水平線を引くときの注意点① オーバーシュート
気持ち悪いという風に感じる方も多いと思うんですが、時には仕方ありません。多くの市場参加者に意識される線を引くためにやっているのに、オーバーシュートは多くの市場参加者が存在していないところでの行き過ぎなレートのこともあるので。そして、後々、活かせないこともあるので、無視する必要も出てきます。
水平線を引くときの注意点② 価格の周辺を意識する
水平線でエントリーする時は、少し余裕を持って行動する必要があります。水平線に対して、ある程度幅を持って反発作用すると考えて立ち回らないと、心労・ストレスがすごいです。
水平線を引くときの注意点③ 水平線引きすぎ病に注意する
水平線を引くうえで、「水平線引きすぎ病」だけは絶対に避けなければいけないというのが私の考えです。
水平線は引きすぎてもいけないし、厳密にとらえすぎてもいけません。
「水平線引きすぎ病」対策に使える3つの補助ツール
水平線補助ツール① 移動平均線(MA)と重ねる
多くの市場参加者に意識されるところを可視化するために水平線を引いています。その補助に多くの市場参加者に意識されている移動平均線を使うのは非常に合理的です。
ここまで紹介した①~⑦までのコツを満たした上で、移動平均線 (MA) と重なる場所意外を消していくとか、MAと重なった水平線を基準にして等間隔で水平線を引いていくという作業をするとか、そのような考え方で1つの基準を作るとやりやすいと思います。
水平線補助ツール② フィボナッチリトレースメント
水平線を引き過ぎになりそうな時に、この38.20%というのが特に押し目買い・戻り売りでは有効です。
水平線補助ツール③ 出来高プロファイルを活用する
補助ツールを使う際の注意点
3つインジケーターを表示させていると、そのうち1個だけ反応したら利確してしまうなど、損小利大の逆になってしまうケースが非常に多いです。検証していいと思った1つを採用するなどしてシンプル化しましょう。そうしないと、「水平線引きすぎ病」とはまた別の「インケーター表示させすぎ病」になってしまいます。
「水平線引きすぎ病」に陥らないために使うのが補助ツール。「インジケータ―表示させ過ぎ病」にならないよう、自分で検証したもの、自分に合うものを選ぶようにしよう。
おわりに
トレード環境紹介
初心者におすすめの外為どっとコム
愛用のチャートツールについて
TradingView
このブログやYouTubeで私が愛用しているチャートツールは「TradingView」です。
これがないと私のトレードが成り立たないくらい必須級のツールです。私はアラートをたくさん使いたいので最上位プランにしています、勝つための必要経費です。
TradingViewでフィボナッチを使ってみよう
ビットコインFXや仮想通貨のレバレッジ取引で儲けたい、勝ちたいと思っているトレーダーのみなさん。フィボナッチは使っているでしょうか?
「使っているよ!」という方も「これから勉強したい」という方も、この記事を見れば、TradingView(トレーディングビュー)での「フィボナッチ」ツールを使いこなせるようになります!
この「ひろぴーのBitcoin-FX」では、今までテクニカル分析をするためのツールや指標について概要と一般的な使い方を紹介してきていますが、今回は「フィボナッチ・リトレースメント」と「フィボナッチ・エクステンション」を実際に手を動かして習得していきましょう。エクステンションとリトレースメントの違いもおさえつつ使いこなせるようにしていきましょう。
ひろぴー目線では、チャート分析は、市場参加者が意識している価格帯やラインを見つけることが重要だと考えています。特にサポートラインやレジスタンスラインは値動きの反発やブレイクが大きな利益を得るためにも特に注目しておきたいポイントです。
ということで、フィボナッチ・リトレースメントやエクステンションは多くの人が着目しやすい節目のラインを提示してくれるのに役立つツールです。
https://jp.tradingview.com/
比較表
フィボナッチ・リトレースメント | フィボナッチ・エクステンション | |
仕組み | トレンドの値幅に対する反発をフィボナッチ比率から測る | トレンドが押し目や戻しから継続する値幅の伸びをトレンドの値幅に対するフィボナッチ比率から測る |
用途 | サポートやレジスタンスの水準を見る | 次の高値・安値の予測。決済タイミングの目安 |
利用場面 | トレンドの調整局面またはトレンド転換 | トレンド継続またはブレイクアウト |
操作方法 | 高値・安値にラインを引く(2か所にポイントを付ける) | 高値・安値にラインを引き、そこからの押し目・戻しにもラインを引く(3か所にポイントを付ける) |
利用頻度・難易度 | サポートやレジスタンスとなる水準を見るのに最適なため比較的利用できる場面が多い トレンドに沿ったラインを引くだけで良いので簡単 | トレンドの次の高値・安値の到達水準を予測する場面での利用は頻度が限定的 操作面でもフィボナッチ・リトレースメントと比べて値幅に対する押し・戻しの設定が必要でやや難易度が高い |
フィボナッチ・リトレースメントとは
フィボナッチ・リトレースメントは一定の値幅においてフィボナッチ数列に基づいた23.6%、38.2%、50%、61.8%、78.6%の比率を表示するためのツールです。この各比率は多くの市場参加者が注目または取引の目安にしているので値動きのサポートライン・レジスタンスラインとして機能しやすくなっています。
これをトレンド相場に用いることによってトレンド中の各比率の価格帯までの押し目や戻りを確認、売買のエントリーや決済の目安にする、といった利用が基本的な活用の一つになります。
フィボナッチ・リトレースメントと同様によく利用されるツールに「フィボナッチ・エクステンション」があります。
こちらは押し目や戻りからのトレンドの伸びを分析する際に用いられるので違いを押さえて合わせて覚えておきましょう。
フィボナッチ・リトレースメントの使い方
TradingViewのツールでフィボナッチ・リトレースメントを利用してみます。
まず、チャート画面左の「ギャン&フィボナッチツール」を開き、「フィボナッチ・リトレースメント」を選択します。
チャート上で、トレンドの安値と高値にそれぞれポイントを合わせます。上昇トレンドであれば安値から高値、下降トレンドでは高値から安値にラインを引いてみて下さい。
フィボナッチ・エクステンションとは
https://jp.tradingview.com/
フィボナッチ・エクステンションの使い方
チャート上のベースとなる値幅とそこからの戻しの順でカーソルをポイントに合わせていきます。 上昇トレンドであれば、 トレンドの安値から高値、高値から押し目の安値へとラインを引く 形になります。
フィボナッチリトレースメントの手法と引き方 初めに引いた高値・安値の値幅ラインに対する 各フィボナッチ比率が戻しのポイントから色分けで表示されます。
設定した値幅以降にも色分けを表示させて将来の値幅分析に利用したい場合には設定で 「ラインの延長」 にチェックを入れましょう。
各ラインに 表示される比率と共にそのラインの価格も表示 されるので予約注文をするときの目安にしましょう。
フィボナッチ・リトレースメントはトレンドラインに対するフィボナッチ比率から市場参加者の意識する価格帯にラインを引くことで価格の押し目や戻しの目安にすることができます。ただし、多くの市場参加者が意識しているからといって必ずそこで反転する、サポートラインやレジスタンスラインになるわけではありません。まず初心者トレーダーの場合には、このフィボナッチツールを使いこなせるレベルまで達することが第一ですが、中級トレーダーの場合は、優位性を高めるためにも他のテクニカル指標や分析を併用することもオススメです。組み合わせて確度の高いトレードを目指してみてください。
また、フィボナッチ・エクステンションは一度伸びた値幅に対して戻しの後にどれだけ値幅が伸びるかの予測をする際に使える描画ツールです。フィボナッチ・リトレースメントが一定の値幅からの反発度合やブレイクアウトのタイミングを計るのに便利なように、こちらはどこまで値動きが伸びるのかで利確タイミングなどに活用してみましょう。フィボナッチツールを使いこなせれば、将来の見立てが立てやすくなり、節目節目での戦略が立てやすくなります。初心者でも手軽に使えるツールですが、中級〜上級トレーダーにもオススメのツールです。ぜひこの機会に今一度、TradingViewのフィボナッチ・エクステンションをつかってみて、継続的に利益が出すためにもチャート分析を探求してみましょう。
【チャート解説】FXで意識される水平線の引き方と稼ぐ手法をプロが解説
そして、この2つの水平線を正しく引くことができるようになると、現在の価格がどこまでいけば 反発が起こり 、どこの価格まで 反発が起こるのか 予想をすることができるようになります。
レジスタンスラインがサポートサポートラインへ
そして、水平線がブレイクをされると、レジスタンスラインだったものがサポートラインに役割が変わります。
上図のように、レジスタンスラインがブレイクされると、今度はそのレジスタンスラインがサポートラインとしての役割を持つようになり、価格の下落を支える支持線へと役割を変えます。ですが、 現在の価格がそこまでいったときに「反発をする」という意味での役割は変わっていません。
重要な水平線は時間足の長さと現在価格からの近さで決まる
無数に引くことができる水平線の中から、 特に重要度が高い意識される(反発が起きる)水平線を見抜き、多くのトレーダーに意識される水平線だけを選んでトレードする必要があります。
Q:では、水平線の重要度は何で決まるのでしょうか?
A:水平線を引いた時間足の長さと現在価格からの近さで決まります
FXは、市場参加者の多数派の意見によって、価格が向かうべき方向が決まっています。そして、その市場参加者の中でも、大きな決定権を持っているのが「機関投資家」です。
また、時間軸が長くなればなるほど、資金に余裕がある参加者が参加している傾向があるので、5分足で見つけたレジスタンスラインよりも1時間足のレジスタンスラインの方が有効であり、1時間足よりも4時間足のレジスタンスラインの方が有効ということになります。
現在価格からの近さとは
つまり、時間足が長くて、現在価格に近いレジスタンスラインとサポートラインがより優先されるということになります。
水平線で価格の反発が起きる理由とは?
そして、水平線は価格に1本の線を引く、とてもシンプルかつ明瞭なテクニカル分析のため、世界中のトレーダーが同じ価格に引くことができ、多数派の意見が生まれやすいという場所なので、反発が起こりやすいのです。
Q:では、その水平線をブレイクしたらどうなるのでしょうか?
A:価格が一気に一方の方向へ動く、ブレイクアウトが起こる
それまで、反発で買いを狙っていた投資家が損失を抱えてしまうことになりますので、彼らの損切り注文(投げ売り)、加えて新規で売りを仕掛けるトレーダーも参入し、ダブルの力によって相場は一気に急落します。
FXのプロが引いている水平線の引き方
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フィボナッチリトレースメントの手法と引き方
- 水平線は、上位のローソク足の始値終値と「ひげ先」に引く
- 一本の線ではなく、ゾーン(空間)で捉える
- 水平線にぴったり当たって何かが起きるとは考えない
実際に水平線を使ったトレード
ステップ1:反発して戻ってくるポイントを考える
ステップ2:ゾーンに入ってきた後
そして、この白いゾーンから価格が下に抜けるのを待ちます。
ステップ3:ゾーンを下に抜けた後(リターンムーブ)
ですが、必ずひげ先の水平線に「引き付けて」ください。引き付けないと損切までの値幅が大きくなり、リスクリワードの悪いトレードになってしまいます。
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